【5W1H】とは?!問いかける思考にすることで!脳内の領域を広げます。
・5W1Hのフレームワークにて出来ること
5W1Hとは何?
5W1Hは、コミュニケーション、プレゼンテーション、マーケティング戦略やコンテンツ制作に至る、
様々なビジネスシーンにおいて応用可能な、基本のフレームワークです。
目的や場面によって、5W1Hの応用方法と正しい順番を使いシンプルに論点を整理し、問題解決することが可能です。
ここでは、5W1Hの基礎の順番を覚えて、実践に役立つケース・スタディをご紹介します。
5W1Hは、下記の頭文字をとった略称なのじゃ。
- When :いつ
- Where:どこで
- Who :だれが
- What :なにを
- Why :なぜ
- How :どのようにして
また順番もこの流れの通りに考えて進めていきます。
問い | 分類 | 問いの置き換え |
When | 時 | 時間・期限・プロセス・順番・タイミング |
Where | 場所・空間 | 位置・場面・ルート |
Who | 人物 | 担当者・消費者・顧客・競合・パートナー |
What | 物事 | 議題・テーマ・製品・問題・サービス・コンセプト |
Why | 理由 | 目的・価値・ゴール・原因・本質・影響 |
How | 手段・方法 | 方法・段取・状態・テクニック・フレームワーク |
ココがポイント
この順番は聞き手の脳に具体的なイメージをさせ易いのです。
新聞記事のリードを読むだけでおおよその内容が把握できるのは
「When-Where-Who-What-Why-How」の順番で漏れなく盛り込まれているからです。
【伝わりにくい事例として・・・】
Whatから始まる文章を想像してみましょう
「企画資料を作りました(What)。」
聞き手の立場としては突然Whatから始まる会話の切り出しですと
「誰が?」「何のために?」
っと前段階の情報がなく混乱するでしょう。
人が脳内で具現化できる情報の順番には一定の法則があります。
この5W1Hの基本パターンは、物事を理解する為の理想的な順番になります。
5W1Hのフレームワークの使い方・応用編
- 社内の報告
- 市場調査・戦略
- 経営戦略
【社内の報告・・・上司への報告】
順番:When-Where-Who-What-Why-How
When : 先週に
↓
Where : 重要顧客のA社にて
↓
Who : 私が
↓
What : 自社新製品の活用ポイントを
↓
Why : 顧客のボトムアップを狙う為
↓
How : 製品資料を交えたプレゼンを行い新製品の活用性を見出していただき
↓
現状 : 現在A社にて前向きに検討をしていただいている状態です
一番基本的なパターンを用いた例となります
聞き手にイメージを持たせることで理解してもらいやすい展開となります。
【市場調査・戦略・・・自社システムを海外展開したい場合 BtoB】
順番:Why-Who-What-When-Where-How
Why : 自社システムを使い海外のインフラ設備を整える
↓
Who : エンジニア・法改正に関わる省庁のキーパーソン
↓
What : 自社システム
↓
When : 自社新製品の活用ポイントを
↓
Where : 建設ラッシュ中の発展途上国、工業地区
↓
How : インフラ関係の企業が集まる展示会へ出店し、エンジニアを探す
業界情報のプラットフォームへ自社ブログの英語版を登録する
Whyから始めることで、ターゲットが2つ存在していることが明確になりました。
※エンジニアを探す事・法改正に関わる省庁のキーパーソンを探す事
ターゲットが明確になることで、対象者とその関係者が募る場所、
タイミング、チャネルや手段が導き出しやすくなります。
【経営戦略・・・売上アップを目的としたIT戦略】
順番:What-When-Where-Who-Why-How
What : 生産量増加による人材不足
↓
When : 業務繁忙期から現在
↓
Where : 生産本部
↓
Who : 製造部門全体
↓
Why : 社内高齢化による人材不足 IT化にすることで人材補填の代わりとする
↓
How : IT部門を立ち上げ製造部門をIT化させる
↓
IT関係部署をマネージメントでき、ITの実務経験のある取締役を臨時CTOとして任命し、
製造部の従業員が理解できるレベルへの具現化、予算管理を全任する。
一時的に増える業務量をサポートするための人員を外部より調達
問題が浮き彫りになった時はまず、その問題の原因究明から着手します。
問題に関わっている人物や関係者、特にその問題が多く見られるタイミングや
時期、時間帯、エリアを細かく分析することで、問題の本質に迫り、
効果的な解決策を導きだすことが可能です。
マーケティングで必要な、戦略の立案、問題解明、購買喚起などへの応用が可能
聞き手の脳に具体的なイメージをさせ物事を理解させやすい対話方法なのです