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思考をまとめる!マインドマップの「7つの条件」
ではマインドマップを描いてみよう!
・マインドマップの構造が理解できる
・マインドマップの使い方が理解できる
●上手く物事が進められない方
●頭では分かっても行動すると何をしていいのか分からなくなる人
●アイディアの発見が欲しい人
●マインドマップの描き方を知りたい方
思考をまとめるマインドマップの「7つの条件」とは??
- 条件1 「基本的構造とルール」
- 条件2 「無地の用紙を横長に大きく使う」
- 条件3 「イメージで形成する」
- 条件4 「線をブランチとして関連付ける」
- 条件5 「単語による言葉の描き方」
- 条件6 「多色のカラーを使用する」
- 条件7 「肯定する気持ち」
マインドマップを使う時の基本指針としていきましょう。
応用方法にも転換して考えることが出来るようにもなる。
条件1:基本的構造とルール
論理性や構造を無視してしてはいません。
マインドマップに構造を持たせていることになります。
あまりに構造を作ることにこだわりすぎると、自然な連想が止まってしまい
本来の自由度がなくなってしまいます。
マインドマップは、構造化を意識しつつも、構造化だけに捉われないようにすると良いのです。
条件2:無地の用紙を横長に大きく使う
※私たちの脳では無意識に罫線に影響を受け思考に制限をかけてしまう傾向があります。
罫線の本数分だけアイデアを出したところでアイデアを出す行動が出来なくなったという事例もあったようです。
マインドマップを描く場合には、無地の用紙を使い制限がかからない状態をりましょう。
自由な曲線を表現する事ができます。ラインがあると基本的に言葉は横書きとなります。
そのため、用紙も横長に使用するのだと覚えておいてください
用紙の向きは「横長」に置く
マインドマップを描く際は、用紙は横長に置いて使用する 。
条件3:イメージで形成する
※マインドマップは、真ん中から外に向かい放射線状に描いていくので、
一番最初に描くものは中心に来る「セントラルイメージ」です。
分かり易く言葉で「自分」も入れましょう(その時のメインテーマを入れる)
※セントラルイメージは「カラフル」・「楽しく」・「ワクワク感」が必要です。
描きましょう。セントラルイメージが小さすぎると、印象の薄い存在感のない
マインドマップになってしまいます。
印象を記憶する思考法なので、色もカラフルに使ってワクワクする
セントラルイメージを作りましょう。
色は脳に刺激を与えるので、色鉛筆などを使ってカラフルなイメージを描きましょう。
私たちの脳は、言葉よりもイメージ(絵)を素早く認識します。
言葉よりも絵のほうが数倍早く認識します。
なるべく視覚的な表現力をするために、マインドマップの各所にイメージを入れるようにしましょう。
プレゼンテーションの際の手元資料や、講義録などにもイメージを入れて
マインドマップを製作しましょう。
カラフルでイメージ豊かなマインドマップは、
今までよりはるかに上回るスピードで私たちの脳に働きかけるので、
仕事のスピードも上がります!
セントラルイメージは「カラフル」・「楽しく」・「ワクワク感」が必要
条件4:線をブランチとして関連付ける
放射状にたくさんの線が伸びています。
この線のことを「ブランチ (枝)」と呼び、外に向かって分岐していきます。
ブランチにはメインブランチとサブブランチがあります。
それぞれにはどのような意味があるのか?どのように描けばよいのか?
マインドマップのブランチは、それぞれ言葉の「関連づけ」で形成されています。
もっとゆるやかなイメージの集合体のようなものです。
論理的な階層や分類分けはありません。
セントラルイメージから直接伸びているブランチを「メイン・ブランチ」と呼びます。
これに対して、以降の細いブランチを「サブ・ブランチ」と呼びます。
※メイン・ブランチは内容に毎に同じ色で描いていくと、内容が固まって見えます。
※1本のメイン・ブランチの先端からいくつに分岐しても構いません。
※必ずメイン・ブランチの先端から分岐させるということ。
途中から分岐させてしまうと、どこまでが1本のメインブランチなのか
分からなくなるので、必ずメインブランチの先端から分岐させるようにしましょう。
自然界のものは、すべて曲線である。
例に挙げると、水平線も地平線も短い距離では直線に見えますが、
大きな景観で見れば曲線となっています。
直線に見える草木もよくよく見ると曲線です。
曲線であることは、脳が普段触れている自然に近い状態ということでもあります。
マインドマップをかく時も、脳に自然な形である有機的な曲線でかいてみましょう。
ブランチをかく時には、フリーハンドで、個性的な曲線で描いてみましょう。
セントラルイメージから言葉の関連付けを
表現する為にメイン・サブのブランチを用いる。
条件5:単語による言葉の描き方
ココがポイント
文章を書かないという点が特徴です。
単語で書いていくことができるので、スピーディーに製作ができます。
また、ブランチのつながりで意味が分かるので、文章で書かずともイメージとして理解する事ができます。
単語で書いておくので付け足しがしやすくなり、より柔軟性が増すことで使いやすくスピーディーに書くことができます。
マインドマップを描くときには、上手く完結した言葉を書こうとはせず、記憶を
引き出すためのキーワードとなる単語を描き出すようにしましょう。
マインドマップを描くスピードを意識するということはとても大切なことです。
描くことが目的ではなく、マインドマップを使って
頭を上手に使えるようになることが目的だからです。
マインドマップはあなた自身が、後で見て分かればいいのです。
ときには、文章で書いておきたいこともあるかもしれません。
その場合は、マインドマップの端の方にでも書いておいたら良いのではないでしょうか。
マインドマップには制限はありません自由な発想が大事なのです。
「1つのブランチ」には「1つの言葉」をのせる
マインドマップのブランチの上側には、長々とした文章は書きません。
たとえば、「12時から東京で打合せの資料製作」のようなものは
「12時」「東京」「打合わせ」「資料製作」と分解してください。
言葉を分けそれぞれを一連のサブ・ブランチの上に書くようにします。
このように言葉を分けて書けば、後から付け足すことも可能だからです。
様々な視点を取り入れて考えることができるようになります。
また、マインドマップをかくスピードも上がるはずです。
条件6:多色カラーの使用
小さな子どもは何も教えなくとも、カラフルなものに興味を持ちます。
子どもは間違いなくカラフルな方に手を伸ばすのではないでしょうか。
私たちの脳は、もともとカラフルなものを好む性質を持ち、
色からさまざまな刺激をもらっているのです。
色は、脳を刺激して、クリエイティブな感性を呼び覚ましてくれます。
マインドマップを作る時も脳を活性化させ色々な色を使いましょう。
「色分けをして塊で捕らえる」
色を上手に使い分類を表現したり、大事な部分を目立たせることができます。
多くのマインドマップは、ブランチのかたまりごとに色が分けられています。
色分けすることで、どこまでが同じかたまりのものなのかが、一目で分かります。
違う色のものは、異なる内容のことなのだと直感的に把握することができます。
また、1つの色の中に違う色のものが入ると、その違う色のものだけが目立ちます。
強調したいところや、大事なところには違う色を使いましょう。
条件7:肯定する気持ち
言葉の連想に間違いはありません。
否定的な発想や指摘は行わず、全てを受け入れて製作をします。
それにより言葉の関連性を見つけ出します
より連想をつなげて新しい繋がりと発想を見つけていきましょう。
これにより単語の連想では思いつかなかった関連性が見い出すことで
次のアイディアの連想が生まれてくることでしょう。
常に連想することで考える事を考える思考法を身につけましょう。
・セントラルイメージから周囲に単語を描くことで連想を整理する
・連想を関連付けることで新しいアイディアを発見する